神戸市立王子動物園で3月31日に死んだジャイアントパンダ・タンタンへの献花台が、2日から園内に設置されています。
王子動物園の中でタンタンが暮らしたパンダ館の中には、献花台が設けられ、朝から多くのファンが花をたむけに訪れています。
メスのジャイアントパンダ・タンタンは、阪神淡路大震災から5年後の2000年に、繁殖研究と復興のシンボルとしてやってきました。
心臓疾患の影響でおととしから一般公開を中止し治療に専念していましたが、3月31日、人間に置き換えると100歳に相当する28歳で、天国に旅立ちました。
訪れた人たちは、被災した神戸を勇気づけ、最期まで愛され続けたタンタンの安らかな眠りを祈っていました。
献花台は当分の間設置されていて、園ではお別れ会も検討するということです。