神戸市立王子動物園で飼育されていた雌のジャイアントパンダ「タンタン」が死んだことが分かりました。
タンタンは阪神・淡路大震災が発生した1995年に中国で誕生し、繁殖研究の目的とともに復興のシンボルとして2000年に王子動物園に来園しました。
王子動物園によりますと2021年3月に加齢による心臓疾患が判明し、日本と中国の専門家らはさまざまな治療を行ってきましたが先月15日から病状が悪化し昨夜、死んだということです。
飼育されていたジャイアントパンダでは国内最高齢の28歳で人間では80代に相当するということです。
王子動物園では2日から献花台を設置する他、お別れの会の開催も検討されています。