三田市の田村克也市長が市民病院の再編統合計画について掲げていた公約を撤回したことなどを受け、複数の会派の議員らが市長に対する不信任決議案を提出します。
三田市の田村克也市長は去年7月の市長選で、三田市民病院と済生会兵庫県病院の再編統合計画の「白紙撤回」などを公約に掲げ当選しました。
しかし、就任後は「市民の声を聞き検討していく」と述べるなど方針をあいまいにさせ、住民との意見交換会を行い、去年11月に「白紙撤回」の公約を撤回。病院統合の計画を再開するよう神戸市に求めました。
これを受け、28日の市議会本会議で、「市長就任からわずか3カ月半で公約を撤回するなど発言が無責任である」として共産党や維新の会などの議員が、田村市長に対する不信任決議案を提出するために手続きを始めました。
本会議は午後に再開され、議員の4分の3以上が賛成すれば市長は10日以内に議会を解散するか辞職するか判断することになります。