県立明石公園の樹木伐採問題を受け設置された検討会が、自然環境を守るための提言書をまとめ、斎藤知事に手渡しました。
斎藤元彦知事に提言書を手渡したのは、「県立都市公園のあり方検討会」の赤澤宏樹会長です。
この検討会は県が公園施設の再整備や管理運営に取り組む中で、明石公園での樹木伐採を巡り市民から反対意見が多く上がったほか、全国では民間による公園の活性化が進んでいることからこうした可能性を探るため、2022年に設置されました。
提言書には、園内の樹木管理の方向性を定めたルールを作成することや、公園の管理運営について誰でも参加し議論できる協議会を設置することなどが盛り込まれています。
県は検討会からの提言を踏まえて、県立都市公園の整備、管理運営に生かしていく方針です。