■終盤一気に
<B2 第27節>
○神戸ストークス 81-73 福島ファイヤーボンズ(3/23)
○神戸ストークス 86-73 福島ファイヤーボンズ(3/24)
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男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)神戸ストークスは3月23・24日、プレーオフ(PO)進出を争う福島ファイヤーボンズとアウェイで連戦した。
23日の試合。
ストークスは外国籍選手らがゴール下から得点を重ね、福島を引き離そうとするが、福島は外から3ポイントシュートを連発して追いすがる展開となった。
最終4Q、福島にこの試合9本目の3ポイントシュートを打たれ、2点差まで迫られたが、ここからストークスはディフェンスを固め、川島聖那のドライブシュート、キャプテン道原紀晃のミドルシュート、マックス・ヒサタケ(アメリカ)のダンクなど多彩な攻撃を展開。
8連続得点を挙げて福島を突き放した。
■序盤から優位に
24日の試合。
前日とは違って、ストークスは1Qから福島を引き離した。
相手ミスや、リバウンド獲得によって攻撃権をキープ。
帰化選手のカロンジ磯山パトリック(コンゴ共和国出身)のゴール下からのシュートや、ジョーダン・キャロライン(アメリカ)の2本の3ポイントシュートなどで17連続得点し、そのまま最後までリードを保ち続けた。
試合後、森山知広ヘッドコーチは、「(福島との)2試合を通してチームが更に成長できたと思います」と語った。
■PO懸かる静岡戦
ストークスは強敵・アルティーリ千葉(東地区首位)を倒してから5連勝。
依然としてPO進出圏の最終8番目を死守している。
次戦は27・30・31日とホーム・ワールド記念ホールで3連戦する。
27日は愛媛戦。
30・31日は、わずか1ゲーム差でストークスを追う静岡と連戦する。
ホーム3連戦を勝ち切り、B1昇格につながるPO進出へ前進したい。
(浮田信明)