統合によって今年度で閉校する兵庫県丹波市と加古川市の小学校で記念の式典が開かれました。
3月で閉校することになった丹波市立前山小学校では、在校生と卒業生を招いた記念式典が行われました。
150年前に創立した前山小学校は、近くの竹田小学校と統合され、4月竹山小学校が開校します。
3月23日の式では、児童たちが1年間の学習内容を発表したり、歌を歌ったりして、学校生活を振り返っていました。
一方、1893年創立の加古川市立平荘小学校でも閉校記念の式典が開かれ、在校生をはじめ、多くの卒業生たちが集まりました。
式では、在校生が授業の中で取り組んできた狂言などを披露した他、出席者が一緒になって校歌を歌い、慣れ親しんだ学びやに別れを告げました。
平荘小学校は、近くの小中学校2校と統合し、4月からは加古川市で初めてとなる小中一貫の義務教育学校「両荘みらい学園」が開校します。
集まった人たちは、平荘小学校が刻んだ131年の歴史に思いを馳せていました。