日本郵便が開発した物流専用ドローンによる荷物の配送が豊岡市で行われ、3月21日に報道陣に公開されました。
実用化に向けドローンによる配送が行われたのは、豊岡市の出石郵便局の配達エリアです。 日本郵便は新型の物流専用のドローン「JP2」を用いて、出石郵便局から約11キロ離れた唐川公民館まで配送を行いました。
「JP2」は自動運転で、運べる荷物の重さが4.5キロと、従来のもの1.7キロに比べ、大幅に増加しています。 また、今回は無人地帯において道路や鉄道などの上空の横断が条件付きで可能となった無人航空機の飛行レベル3.5での配送が行われ、斎藤知事らが配送される様子を見守りました。
日本郵便は、「ドローンへの搭載重量が増えることで中山間地域での実用化を進めていきたい」としています。