兵庫県立兵庫工業高校は3月14日、生徒の就職活動の内容などを記載した「受験報告書」を紛失したと発表しました。
「受験報告書」は生徒が就職のために受けた企業の他、専門学校など受験した学校での面接や筆記試験の内容を記録した資料で、生徒の名前やクラスなどの個人情報も記載されています。
兵庫工業高校によりますと、のべ186人分の受験報告書を紛失したことが1月19日に判明。
その後校内を捜索しましたが見つからず、兵庫県の教育委員会へ報告したということです。
3月14日の時点で発見には至っていませんが、個人情報の流出などは報告されていないということです。
学校では、生徒から集めた受験報告書を担任の教員がまとめ学年主任に提出し保管する形となっていて、3月13日付で保護者に対し紛失した経緯や謝罪の文書を送っています。