■“世界”のプレー全開
ラグビー・リーグワン1部のコベルコ神戸スティーラーズが快調だ。
開幕2連勝のあと3連敗したが、そこから再び盛り返して4連勝し、プレーオフ(PO)進出圏内の4位をキープしている。
3月3日のトヨタヴェルブリッツ戦(花園)では、新加入のニュージーランド代表、アーディ・サベア(ナンバーエイト)が4トライを奪う大活躍。
世界を代表するプレーを見せた。
10日の三菱重工相模原ダイナボアーズ戦(ギオンスタジアム)では、やはり新加入の“司令塔”ブリン・ガットランド(ニュージーランド)が、正確なキックやパス、自らのトライなどでチームを勝利に導いた。
日本代表のフルバック・山中亮平、センター・李承信(リ・スンシン)らを加えた分厚い攻撃陣が、いずれもリーグ2位の377得点、54トライを挙げている。
■大事な3連戦
リーグワン1部は各チーム16試合を戦い、上位4チームがPOに進んで優勝を争う。
次戦(16日)、スティーラーズはホーム・ユニバー記念競技場(神戸市)に首位・埼玉パナソニックワイルドナイツを迎えて戦う。
さらに24日の花園近鉄ライナーズ戦、4月7日の東京サントリーサンゴリアス戦と、
3戦続けて神戸ユニバで試合が行われる。
リーグワンがスタートして3シーズン目。
スティーラーズは過去2シーズン、7位→9位と低迷し、POに進出できなかった。
初のPO進出へ、神戸ユニバでの3連戦がカギを握る!
(浮田信明)