13日夜、神戸・元町の商店街で軽自動車とワゴン車が衝突する事故があり、高齢の女性1人が亡くなりました。
軽自動車が猛スピードで商店街の中を走り、衝突する瞬間を防犯カメラがとらえていました。
こちらは、事故現場から30メートルほど離れた防犯カメラの映像です。
記録されていた時間は13日午後10時23分ごろ。神戸市中央区の元町3丁目商店街のアーケード内で軽自動車が西の方向に猛スピードで走行し、ワゴン車に衝突する様子が映っています。
警察によりますと、13日午後10時20分ごろ、事故を目撃した住民から「軽自動車と白いワンボックスカーがぶつかった」と110番通報がありました。
この事故で、軽自動車の助手席に乗っていた神戸市東灘区の太森杉子さん(82)が出血性ショックで死亡しました。
運転していた太森さんの夫(87)は骨折の重傷で、事故直後、警察官に「車が暴走した」と話したということです。
アーケード内の清掃作業のためワゴン車に乗っていた会社員の男性(27)は軽傷とみられています。
現場は業務用の車両を除き、歩行者専用の道路で、警察はタイヤの痕跡をたどるなど事故の原因を調べています。