東日本大震災から13年 宮城県名取市で追悼行事

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2万2000人以上が犠牲となった東日本大震災から丸13年となりました。

津波により甚大な被害を受けた宮城県名取市では追悼行事が営まれ、被災者や兵庫県のボランティアたちが犠牲者へ祈りを捧げました。

13年前に発生した東日本大震災で宮城県名取市閖上地区は、街一帯が津波に襲われ754人が犠牲となりました。

3月11日に営まれた追悼行事には、地元の被災者や兵庫県のボランティア計約60人が参加。

会場には、神戸から運ばれた約650本の竹灯籠で「伝える」「つなぐ」などの文字が形作られ、火がともされました。

そして、地震が発生した午後2時46分に合わせて黙とうが捧げられました。

(閖上地区の住民)
「日にちが経ってきて、込み上げる気持ちがけさは強かった。この絆で結ばれた人たち、このままずっとつながって追悼していきたい」

(神戸からのボランティア)
「兵庫も震災を経験して全国の方から支援を受けた。恩返しをしようという気持ちが兵庫県民にあると思う。次の災害に備えるために、以前の被災地とつながり続けることが防災につながる」

追悼行事に参加した東日本大震災の被災者と兵庫県からのボランティアは花を手向け、犠牲者の冥福を祈っていました。

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