特殊詐欺の被害から高齢者を守ろうと、明石市と明石警察署が連携協定を締結しました。 協定の締結式には、明石市の丸谷聡子市長や明石警察署の中村信幸署長が出席しました。
協定には、警察が得た特殊詐欺被害にあう恐れが高い高齢者の情報を同意が得られた場合、明石市に共有することや、市が警察から受けた情報を地域総合支援センターなどと共有し、福祉的支援を行うことなどが盛り込まれています。
県警によりますと、去年の明石市での特殊詐欺被害は74件で被害総額は約1億7900万円と過去最悪となっていて、被害者の約8割が65歳以上の高齢者だということです。
県警は今後、県内の他の自治体とも同様の協定を結ぶ方針です。