神戸大学の名誉教授で、阪神淡路大震災からの復興への提言を続けた政治学者の五百旗頭真さんが、6日、急性大動脈解離のため神戸市内の病院で亡くなりました。80歳でした。
西宮市出身の五百旗頭さんは、京都大学法学部を卒業後、日本の外交史を専門とする政治学者として多くの著作を手がける傍ら、これまでに防衛大の学校長や、兵庫県立大学の理事長などを歴任しました。
また、阪神淡路大震災では、発生直後から復興への提言を続け、公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構の理事長も務めた他、東日本大震災では、国の復興構想会議の議長も務めました。
葬儀や告別式の詳細は未定だということです。