8年前、兵庫県伊丹市の河川敷で切断された男性の遺体が見つかった事件で、警察は、事件直後に中国に帰国していた男を殺人などの疑いで書類送検しました。
殺人や死体遺棄などの疑いで書類送検されたのは、中国籍の男(29)です。
警察によりますと男は、2016年9月、大阪市の自宅で中国籍の留学生(当時20)を刃物で殺害し、遺体を切断して伊丹市の猪名川の河川敷に遺棄した疑いが持たれています。
男は事件直後、中国に帰国し、現地の公安当局に出頭していて、2022年、故意殺人などの罪で無期懲役が確定しました。
警察は、男を殺人などの疑いで書類送検しましたが、中国で服役していることなどから、不起訴となる見通しです。