「夢のタカラジェンヌへ」 宝塚音楽学校 第110期生卒業式

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タカラジェンヌを育てる宝塚音楽学校できょう卒業式が開かれました。

卒業の日を迎えたのは、宝塚音楽学校の110期生39人です。

卒業式には生徒たちの家族も出席し、門出を祝いました。

おととし、17・3倍の難関を突破し入学した生徒たち。

2年間、歌やダンスなど舞台に立つために必要な基礎を学び、先月の卒業公演を兼ねた文化祭ではその成果を披露しました。

卒業式では、村上浩爾理事長が祝辞の中で「去年秋に痛ましい出来事が起こった」と劇団員の死亡に触れ、「不安な気持ちだったと思うが集中して稽古してくれて感謝している」と生徒たちを労いました。

コロナ禍を経て、ことしの卒業式は、4年ぶりにマスクを外すことが可能になり、卒業生たちは晴れやかな表情で卒業証書を受け取った後、「舞台人」としての決意を新たにしていました。

また、卒業生たちが4年ぶりに声を出して校歌を歌った他、恒例だった在校生から卒業生へのブーケの贈呈も5年ぶりに行われました。

110期生は、今月30日から宝塚大劇場で開幕する月組公演で初舞台を踏む予定です。

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