5月に兵庫県神戸市で開催される世界パラ陸上を前に、市内の中学校で生徒たちがパラスポーツの魅力を学ぶ特別授業が2月28日に行われました。
特別授業は、神戸市西区の市立井吹台中学校で、2年生を対象に行われました。
講師に招かれたのは、三木市出身で、陸上競技でパラリンピック7大会に出場しアテネ大会の1600メートルリレーで銅メダルを獲得した永尾嘉章さんです。
バスケットボールや陸上競技用に機能性が追求されたさまざまな車いすが紹介されると生徒たちは興味津々です。
実際に永尾さんが車いすをこいでみると・・・。
時速48・8キロを記録し、会場から大きな拍手が起こりました。
そして、生徒たちがバスケットボール競技用の車いすを使ってクラス対抗リレーに挑戦。
慣れない操作に苦戦していました。
最後に、永尾さんから中学生に向けてエールが送られました。
(講師 永尾嘉章さん)
「これ面白いな、あんなこと面白いな、そう思ったら迷わずそのことをやってみてください。そうすることで好きなことが見つかる、諦めない気持ちも生まれてきて今よりも頑張れる」
生徒たちは、5月の神戸でのパラ陸上開催に向けて、パラスポーツの魅力を体感していました。