梅の名所として知られる神戸市東灘区の岡本梅林公園で、25日、恒例の「梅まつり」が開かれました。
神戸市東灘区の岡本梅林公園では、およそ5400平方メートルの敷地内に41種類200本の梅が植えられていて、毎年、開花するこの時期に合わせて、「摂津岡本梅まつり」が開かれています。
「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波」とうたわれるほど、岡本は昔から梅の名所で、昭和初期の宅地化などに伴い、その姿は一時失われていきましたが、市民らの要望や植樹活動を経て、1982年に公園が整備されました。
ことしは、暖冬の影響から例年より9日早く咲き、現在は遅咲きの梅が満開で見ごろを迎えているということです。
25日はあいにくの雨でしたが、訪れた人たちは写真を撮るなどして楽んだあとに、現地で振る舞われた温かい甘酒を味わっていました。
岡本梅林公園の遅咲きの梅は、3月初旬ごろまで楽しめるということです。