「一番の願いは平和なウクライナに帰ること」復興支援シンポジウム 侵攻から2年

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ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから2年となるのを前に、兵庫県神戸市内で復興支援についてのシンポジウムが2月23日に開かれました。

このシンポジウムは、ウクライナへの支援の輪を広げようと検討会を設置している兵庫県などが開いたもので、約140人が出席しました。

県内では現在ウクライナからの避難民107人が生活していて、県は県営住宅を無償で提供するなど生活のサポートを続けています。

また、ふるさと納税制度を使った寄付金も受け付けていて、1月末の時点で全国から約9500万円が集まっているということです。

シンポジウムでは、県内で暮らすウクライナからの避難民らによるコンサートも開かれ、支援に対する感謝の言葉とともに、母国への思いが述べられました。

(ウクライナから避難している クーハチューク・ラリサさん)
「私たちを支えてくれてありがとう。私たちの一番の願いは平和なウクライナに帰ること、帰っても日本の皆さんとは心でつながってます」

侵攻から2年となる2月24日は、神戸・三宮でロシアに対するデモが行われます。

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