神戸地方裁判所の新しい所長が21日、着任会見を開き、「裁判手続きのデジタル化に注力していきたい」と抱負を述べました。
1月31日付で神戸地裁の所長に着任した石原稚也さんは、愛知県出身の63歳で、これまでに徳島地方裁判所と家庭裁判所の所長や大阪高等裁判所の部総括判事などを歴任してきました。
21日の会見で石原所長は、裁判手続きのデジタル化の必要性に触れ、デジタル化は今後の裁判や裁判所の姿を大きく変える契機になるとの考えを述べました。
石原所長は、市民のニーズや生活様式を踏まえながら所長としてできる仕事をしていきたいと抱負を述べました。