障害者や若者の雇用に積極的に取り組んでいるとして、丹波市の企業が国の2つの制度の認定を受け、20日、通知書が手渡されました。
認定通知書が贈られたのは、丹波市に本社を置き、紙や建築材料に加工されるパルプの製造や販売などを行う「兵庫パルプ工業」です。
兵庫パルプ工業は、厚生労働省が中小企業を評価する制度のうち、障害者雇用に積極的な事業所に贈られる「もにす」と、若者の採用や育成、雇用管理が優良な企業を評価する「ユースエール」の認定を受けました。
この2つの制度を同時期に認定されるのは兵庫県内の企業では初めてだということです。
今回は、過去3年間に採用した障害者の就職6か月後の定着率が100%であることや正社員の有給取得率が高いことなどが評価されました。
兵庫パルプ工業は、認定を機に若者や障害者に働きやすい環境であることをアピールしていきたいとしています。