19日夜、神戸市須磨区で宿泊施設が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
19日午後6時半ごろ、神戸市須磨区西須磨にある宿泊施設「須磨観光ハウス」で火事がありました。
消防が出動し、火はおよそ4時間後にほぼ消し止められましたが、地上2階、地下1階建ての宿泊施設1012平方メートルが全焼し、焼け跡から性別や年齢の分からない1人の遺体が見つかりました。
警察によりますと建物には施設を経営する50代男性と40代女性の夫婦、それに父親の80代男性の3人が暮らしていて、80代の男性と連絡が取れていないということです。
夫婦は外出していて無事でした。
この建物はことしに入ってから耐震工事のため休館していて、宿泊客はいなかったということです。
警察と消防は遺体の身元確認を進めるとともに、火事の原因を調べています。