■強敵迎え撃つ
男子バレーボールVリーグ1部(V1)5位・日本製鉄堺ブレイザーズが2月17・18の両日、ホーム・大浜だいしんアリーナ(堺市)で、2位・サントリーサンバーズと対戦する。
ブレイザーズはここまで16勝10敗。
大黒柱のシャロン・バーノンエバンズ(206㎝ カナダ)がリーグ3位の587総得点を挙げる一方、ルーキーでハワイ出身の渡邉晃瑠(こうる)も、1セットあたり0.75本のブロックを決め、リーグ2位の数字を残している
また前人未到の500試合出場まであと「2」と迫っている“レジェンド”松本慶彦(43歳 兼任コーチ 2008北京五輪代表)が、ホーム連戦で大記録を達成するかも注目だ。
対するサントリーは、日本代表ミドルブロッカーの小野寺太志(202cm)や、エースのドミトリー・ムセルスキー(218㎝ ロシア)らを中心にリーグ有数の攻撃力を誇る。
■11年ぶりVめざす
V1男子は10チームで構成され、上位6チームがプレーオフに進出して優勝を争う。
ブレイザーズはVリーグの前身「日本リーグ」で4連覇を果たした名門。
V1でも5度優勝しているが、ここ10シーズン、優勝から遠ざかっている。
サンテレビでは17日の試合を正午から生中継する。
解説はブレイザーズOBで、長く日本のエースとして活躍した中垣内祐一さん(前男子日本代表監督)。
(浮田信明)