能登半島地震の被災地で車を無償で貸し出す支援活動に協力しようと、高砂市に住む男性が自家用車を寄付しました。
この支援活動は、被災地で車を必要とする人と、車を提供したい企業や個人をつなぐ一般社団法人日本カーシェアリング協会が行っているものです。
協会では、移動手段が不足している能登半島地震の被災地を支援しようと車の貸し出しを無償で行っていて、現地での活動資金に充てるため、使わなくなった車の提供を全国から募集しています。
12日までに98台の寄付が集まり、13日は、高砂市内に住む男性が所有していた車を提供しました。
男性は、運転免許を返納するタイミングに合わせて今回の支援を決めたということです。
提供された車は解体するなどリサイクル処理が行われ、査定額がそのまま活動資金となり、状態によっては解体せずに被災地で使用されるということです。
協会では、3月末まで車の提供を受け付けています。