「世界遺産姫路城マラソン」が兵庫県姫路市内で開かれ、ランナーたちが歴史情緒ある城下町を駆け抜けました。
午前9時、姫路城を背にランナーたちが一斉に大手前通りをスタートしました。
「世界遺産姫路城マラソン」は新型コロナウイルスの影響で2020年から3年連続中止となり、4年ぶりとなった2023年の大会では沿道の応援の自粛が求められていましたが、今回は解禁となりました。
フルマラソンには約9000人が参加。
コースは、市街地を抜けて夢前川沿いを塩田温泉郷まで北上し、折り返して姫路城でゴールを迎えます。
ランナーたちは沿道からの声援を受けながら、歴史情緒ある町並みを駆け抜け、自然豊かな景観も楽しんでいました。
また、1キロから5キロの4部門があるファンランには、小学生や親子など合わせて約3000人が参加し、それぞれのペースで走っていました。
大会では、男子は一般参加の森川陽之選手が2時間17分29秒で初優勝しました。
また、女子は横田歩選手が2時間39分16秒の大会新記録で、3大会連続3度目の優勝を果たしました。