「現実」と「虚構」が織り交ざる世界 伊丹市で現代美術家・牡丹靖佳さんの作品紹介

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関西在住の現代美術家・牡丹靖佳さんの作品を集めた展覧会が兵庫県伊丹市の美術館で開かれています。

月夜に踊るウサギを主役に天と地、生と死など相反するものが交差する森を描いた作品。
幅およそ6メートル、高さおよそ2.5メートルの巨大なキャンバスに幻想的な景色が広がります。

市立伊丹ミュージアムでは、大阪府出身の現代美術家・牡丹靖佳さんの作品およそ100点が展示されています。

ニューヨークで絵画を学び、国内外で評価されてきた牡丹さん。
透明感のある美しい色彩の中にどこか不穏な雰囲気を感じさせるなど、絵画を通して、「現実」と「虚構」が織り交ざり、うつろいゆく世界を表現してきました。

また、会場には自身が手掛けた絵本の原画も展示されていて、かわいらしくも不思議な作品を楽しむことが出来ます。

牡丹靖佳展「月にのぼり、地にもぐる」は2月25日まで開かれています。

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