新温泉町でかきもち作り最盛期 彩り鮮やかな冬の風物詩

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兵庫県新温泉町で、冬の寒さの中、名物の「かきもち」作りがいま、最盛期を迎えています。

「かきもち」は、餅を薄く切って乾燥させ、焼いたり油で揚げたりして食べる昔ながらの冬のおやつで、兵庫県新温泉町の春来地区では、かつて、それぞれの家庭で盛んに作られていました。

現在は家庭ではほとんど作られなくなりましたが、地元のそば店が毎年この時期に「かきもち」作りを行っていて、エビや青のり、それに、黒ごまなど、色とりどりの6種類があります。

寒ければ寒いほど出来がよくなるとされる、この「かきもち」。今シーズンは全国的に暖かい日が続きましたが、この地区は山間部に位置し、標高が高いため気温が低く、例年通りおいしく出来上がりそうだということです。

かきもちは、2月いっぱいつるす作業が行われ、地元のそば店で販売する他、地方発送も行っているということです。

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