西宮市の甲子園歴史館で、台湾野球の礎を築いたとされる嘉義農林学校を紹介する特別展が2月7日から開かれています。
この「台湾嘉義農林特別展」は、阪神甲子園球場100周年を記念して企画されたものです。
嘉義農林学校は1931年に台湾代表として初めて甲子園に出場。準優勝を果たし台湾野球の礎を築いたとされ、2014年には、この実話をもとにした映画が公開され、台湾で大ヒットしました。
会場には、当時、実際に使われた試合球や準優勝盾のレプリカなど、貴重な史料を展示していて、初日の7日は台湾からの観光客も訪れていました。
また、甲子園歴史館では、期間限定で展示されていた阪神タイガースの2023年の日本一ペナントやトロフィーなどが、7日から常設展示となり、いつでも見ることができるようになりました。