2月3日の桃の節句を前に、兵庫県上郡町では竹筒の中に夫婦びなを飾った「かぐやびな」の生産が最盛期を迎えています。

斜めに切った竹の中に、京友禅和紙の着物をまとい、仲睦まじく寄り添う夫婦びな。

上郡町の工房まつい工芸社では、3月3日の桃の節句に向けて、毎年この時期、「かぐやびな」を制作しています。

「かぐやびな」は竹取物語を題材にしていて、高さ20センチ、直径12センチの地元産のモウソウチクの中に、従業員たちが手作業で夫婦びなを取り付けています。

「かぐやびな」は、まつい工芸社のホームページから購入することができ、2月いっぱい申し込みを受け付けているということです。