能登半島地震の復旧活動に役立ててもらおうと、三木市の中古車販売会社からトラックなど車両3台が無償で貸し出されることになり、5日、輪島市に向け出発しました。
三木市で中古車の輸出や販売を行う「片岡オート」から石川県輪島市に無償で貸し出されるのは、2トントラックと4トンダンプカー、それに、2トンのルートバンの合わせて3台です。
SNSで呼び掛けたところ、トラック関連の業種を中心に支援が集まり、輪島市に届ける水や食料品など100万円相当の物資が集まりました。
物資には、能登半島の被災者を応援するメッセージも寄せられています。
片岡オートは、去年の7月に消防車を改造した「デコトラはしご車」で輪島市のチャリティーイベントに参加。地震の被害の大きさを知り、支援を考えたそうです。
届けられるトラック3台は片岡オートの在庫品ですが、暗い道でも安全に走れるようライトのデコレーションが備えつけられ、冬用のスタッドレスタイヤと夏用のタイヤが準備され、復興に向けて需要がなくなるまで無期限で使用できるよう整備されています。
車両は、支援物資と一緒に6日、輪島市に届けられます。