能登半島地震の被災地・石川県輪島市の避難所で被災者の支援に当たるため、兵庫県警はきょう、特別生活安全部隊を現地に派遣しました。
石川県警に派遣されるのは、兵庫県警の警察官6人で構成する特別生活安全部隊「のじぎく隊」です。
のじぎく隊は第1部隊として、先月14日から23日まで、石川県の穴水町(あなみずまち)で被災者の生活に関する要望の聞き取りや防犯の指導に当たってきました。
今回派遣されたのは第2部隊で、きょう午前9時に行われた出発式では、蓮井賢一部長が「被災者に寄り添い親身になって相談に乗ってほしい」と訓示しました。
式のあと、隊員たちは車両に乗り込み、現地に向けて出発しました。
のじぎく隊は今月14日まで輪島市内の避難所を回りながら、ボランティアを装った悪質商法などに気を付けるよう呼び掛けたり、倒壊した家を残し避難してきた被災者の相談に乗ったりするということです。