兵庫県は、物価の高騰などで海外留学を諦めざるを得ない高校生を支援するため、留学費用を最大50万円補助する方針を明らかにしました。
兵庫県庁で開かれた「HYOGOグローバル人材育成検討委員会」の会合には、県内の学校や企業から合わせて6人が委員として出席し、高校生が将来国際社会で活躍するための教育支援について意見が交わされました。
この中で斎藤知事は、県内の高校に通う生徒が夏休みを利用して1カ月程度海外に留学する際、50万円を上限に県が補助する方針を明らかにしました。
定員は10人で、今年度中に募集するということです。
県は民間企業と連携して基金を創設し、支援を継続していくとしています。