兵庫のトイレカーとランドリカーが被災地石川県珠洲市で活躍

  • X
  • Facebook
  • LINE

阪神淡路大震災の被災地・兵庫からの支援の取り組みについてです。

兵庫のトイレカーとランドリーカーが、石川県珠洲市の被災者の生活を支えています。

31日に珠洲市に入り、取材している藤岡キャスターの報告です。

1月8日から珠洲市で使用されている自走式水洗トイレカー。南あわじ市が2020年に導入し、今回が初めての災害派遣です。

男性用と女性用、バリアフリー対応など7つの便器を備え、便座が温かく、ウォシュレット対応。市民や応援の行政職員など1日延べ1000人以上が利用しています。

700リットルの水をためることができて、川から水をくみ上げて浄水した水を使用。南あわじ市の職員が交代で珠洲市に入り、給水や掃除などを行っています。

現時点では、2月上旬までの派遣を予定しているそうです。

養父市から派遣された移動式ランドリー「COMOREBI(こもれび)」。

養父市と災害時の協定を締結している市内の運送会社「山本運輸」が提供していて、9槽の乾燥機能付きの洗濯機が備えられています。

水がないと使用することができませんが、川の水をろ過している自衛隊の協力を得て1月24日から運用。養父市の職員が交代で珠洲市に滞在して、当分の間、市民に無償で提供するそうです。

おともだち登録するだけ! LINEでニュースを読もう! ともだち登録をする 毎週配信(月・火・金) 1回で8記事をダイジェスト形式で配信。