有機栽培など環境負荷の少ない「環境創造型農業」を推進する兵庫県の斎藤知事は、農業大学校に有機農業と経営を学べるコースの新設を進めるなど、総額9100万円を新年度当初予算案に盛り込むと発表しました。
兵庫県は有機栽培など環境負荷の少ない「環境創造型農業」を推進しようと、農業関係者や大学教授らでつくる検討会を立ち上げ、去年7月から議論を重ねてきました。
3回目となった30日の検討会では、斎藤知事が県立農業大学校に有機農業と経営を体系的に学べるコースを新設する他、有機栽培米を使った日本酒生産を進めるなど、有機農業の推進に向け、総額9100万円を県の新年度当初予算案に盛り込むと発表しました。
検討会はことし3月末に県への報告書をまとめるとしています。