能登半島地震の被災地に移動式ランドリー設置 養父市職員が支援を報告

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能登半島地震の被災地で移動式ランドリーを設置して支援活動を行ってきた兵庫県にある養父市の職員が1月29日、市長らに活動内容を報告しました。

養父市役所で開かれた報告会では、1月22日から27日まで石川県珠洲市に派遣されていた職員2人が、広瀬栄市長らに被災地の状況と支援活動の内容を伝えました。

養父市は、被災地の衛生環境を改善しようと市内の運輸会社の協力のもと、会社が所有する乾燥機能付きの洗濯機を備えた移動式ランドリーを珠洲市内の小学校に設置。

市の職員が6日間ごとに入れ替わりながら現在も支援を行っています。

報告会では、少しでも多くの人に洗濯をしてもらえるように受付番号で管理し効率化させたことの他、20日間洗濯をできなかったという被災者から受けた感謝の声などが伝えられました。

報告を受けた広瀬栄市長は、「懸命な活動に感謝。 引き継ぎをしっかりしてくれたので後発の職員も活躍してくれると思う」と労いの言葉をかけていました。

養父市は、今回の報告を共有し職員と移動式ランドリーの被災地派遣を継続していくとしています。

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