■合流、即ゲーム出場
<B2 第18節>
神戸ストークス 51-62 岩手ビッグブルズ(1/27)
神戸ストークス 85-70 岩手ビッグブルズ(1/28)
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男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)神戸ストークスは1月27・28日、ホームのワールド記念ホール(ポートアイランド)に岩手ビッグブルズを迎えて連戦した。
25日に新規の契約締結を発表したばかりのマックス・ヒサタケ(アメリカ、前B1茨城)が出場し、2戦合わせて23得点、21リバウンドと活躍した。
ヒサタケは25歳。身長203㎝。
ポジションはパワーフォワード(PF)で、B1渋谷やB1三遠などでもプレーした。
背番号は「22」。
27日の試合後、会見したヒサタケは、「もっとよくならないといけない。もっと得点できると思う。自分の特長はフィジカルの強さとジャンプの高さ。脚も速く走れる」とアピール。
「日本語は勉強中で、よくなっています」と笑顔で語った。
■今季の最少得点
27日の試合。
ヒサタケが加入したが、依然としてジョーダン・キャロラインがケガで出場できず、ストークスは外国籍選手2名と帰化選手1名、日本人選手9名の体制で戦った。
最終4Qまで競り合いが続いたが、ストークスは50-50から、岩手にスティール(保持しているボールを奪われること)を何度も決められて得点できず、逆に岩手の連続得点を許して突き放された。
今シーズン最少の51得点しか奪えず、チームは7連敗。
フリースローを2本に1本の割合で失敗。3ポイントシュートも計19本投げて1本しか決まらなかった一方で、スティールは15本も決められた。
森山和広ヘッドコーチ(HC)は、「アウトサイドも入らない、フリースローも入らない…。状況判断も悪かったし、積極的に行くことが少なかった」と敗戦を締めくくった。
しかしヒサタケについては、「まだ練習を2回ほどしかできていないが、1戦目としては及第点だ。身体能力が高く、自分たちのスタイルにフィットしていけば、もっといいパフォーマンスを発揮できる選手」と期待を込めた。
■トンネル抜けた!
28日の試合。
前日のうっぷんを晴らすかのように、ストークは1Q、綱井勇介の3ポイントシュートや、トレイ・ポーターとヒサタケのダンクシュートなどで1気に16点を連取した。
2Qにいったん逆転されたが、綱井の3本の3ポイントシュートなどで再逆転。
ヒサタケのゴール下からのシュートなどでリードを広げ、岩手を押し切った。
16得点、9アシストの綱井は、「連敗中だったので、勝つことができてよかったです。きょうはすごく良いボールが回ってきて良いシュートが打てた印象があります」と語った。
ストークスは15勝19敗でB2西地区4位だが、5位静岡とは同率。
次戦(1/31)は西地区7位の愛媛とアウェイで戦い、そのあと2月3・4日に東地区7位の新潟とアウェイで戦う。
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(浮田信明)