兵庫県は阪神タイガースと連携し、中学校や地域のクラブチームの野球の指導者を対象とした実技講習会を西宮市内で開きました。
この取り組みは、兵庫県が県内の小・中学生に学校や地域で質の高い指導を受けてもらおうと、スポーツ環境の充実を目指し、プロスポーツチームと連携して行っています。
28日はプロ野球・阪神タイガースOBの鶴直人さんや森田一成さん、望月惇志さんらが中学校や地域のクラブチームの指導者約50人を対象に講習を行いました。
講習は投手と野手の2つの班に分かれて行われ、このうち投手班では、元プロの投手から投球動作で重要な可動域のトレーニング方法について説明を受けたあと、実際にキャッチボールをして正しい投球フォームを確認していました。
先生たちは肘の位置を肩より高く保ち肩を開かず投げるコツなどを学んでいました。
兵庫県とプロスポーツチームとの連携はラグビーやバスケットボールなどでも行われています。