高速バスの空きスペースを活用して兵庫県但馬地域の特産品を運ぶ取り組みが1月27日に全但バスで初めて行われ、神戸市内では販売会が開かれました。
午前10時ごろ。
豊岡市の城崎温泉から神戸・ポートアイランドに到着した高速バス。
但馬地域でとれた野菜や加工品などが積み下ろされていきます。
但馬地域と神戸・三宮間で高速バスを運行する全但バスと香美町が実施したこの取り組みは、トランクルームの空きスペースを活用するとともに、地元の特産品を広く知ってもらおうと行われたもので、全但バスでは初めてとなります。
届いた野菜や加工品はその後、神戸・三宮の商店街で販売。
販売会では、香住ガニなど但馬の逸品54品目が並びました。
(全但バスバス事業部 小坂祐司部長)
「バスの特徴はその日のうちに運ぶことができるので鮮度を保ちながら運べる。お客さまと荷物を一緒に運ぶことができるので、すごく効率のいい事業だと思う」
全但バスは、この事業を3月にも実施する予定だということです。