神戸の南京町で毎年開催される「春節祭」について、実行委員会は26日、ことしは2月10日から3日間の日程で開催すると発表しました。

神戸市中央区の南京町で開かれる「春節祭」は、中国の旧正月を祝う行事で、1987年から続く神戸の風物詩です。

26日は実行委員会が会見を開き、ことしは2月10日から12日までの日程で開催すると発表し、会場で販売するコラボ商品を紹介しました。

コラボ商品の目玉は、神戸に本社を置く通販大手のフェリシモが本社で醸造したロゼのワインで、春節祭に登場するピンクの獅子舞のラベルがあしらわれています。

また、獅子舞の耳当て付きキャップや缶バッジなども春節祭の会場で販売されます。

他にも、近畿を中心としたローソンの2500店舗で、エッグタルトパイやおこわおにぎりがコラボ商品として販売されます。

春節祭には毎年25万人程が訪れることから、実行委員会は会場に募金箱を設置して、能登半島地震の被災者への募金を呼び掛けることにしています。