稲美町放火殺人事件初公判 男が起訴内容認める

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2021年、兵庫県稲美町の自宅を放火し、同居していた小学生のおい2人を殺害したとして、殺人などの罪に問われている男の裁判員裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。

無職の男(53)は、2021年11月、稲美町にあった自宅を放火し、同居していた妹の息子で、当時小学6年の松尾侑城君(12)と、1年の眞輝君(7)を殺害したとして、殺人と現住建造物等放火の罪に問われています。

1月25日、神戸地裁姫路支部で開かれた裁判員裁判の初公判で、松尾被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察側は、「被告は妹夫婦に防犯カメラで監視されていると不満を持ち、夫婦が大事にしている子どもたちを殺害することを思いついた」と指摘。

一方弁護側は、「被告には軽度の知的障害があったことも量刑を決める上で考慮すべき」などと主張しました。

判決は2月15日に言い渡される予定です。

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