兵庫県尼崎市が売却に向け土地建物の取得を進める違法風俗街「かんなみ新地」で、本格的な解体工事が始まりました。
大型重機による建物の本格的な解体工事が始まったのは、尼崎市神田南通の違法風俗街「かんなみ新地」です。
警察によりますと「かんなみ新地」は、遊郭として約70年前に始まったとされますが、2021年11月、尼崎市長らによる風営法に基づく警告を受け一斉閉店しました。
尼崎市は地域の環境改善のため、全ての土地を取得して更地にし売却する方針で、敷地674平方メートルのうち現在約8割の土地の取得が進んでいます。
市は1月18日から、取得済みの敷地約100平方メートルの解体工事を開始。 尼崎市は解体後の敷地をイベントなどに使える広場にするとしていて、完成は2024年3月末を予定しているということです。