「衣類を清潔に」能登半島地震被災地支援へ 養父市から移動式ランドリー

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能登半島地震の発生から1月22日で3週間です。
悪化が懸念されている被災地の衛生環境を改善しようと、兵庫県養父市から移動式のランドリーが出発しました。

養父市から石川県珠洲市に派遣されるのは、養父市内の運輸会社が所有する移動式ランドリー「COMOREBI」です。

トレーラーを改造したこの移動式ランドリーには9槽の乾燥機能付き洗濯機が備えられていて、近くを流れる川の水をろ過し、貯水タンクに貯めて稼働させます。

22日の出発式では、養父市の広瀬栄市長が「被災者の気持ちになって対応してほしい」などと挨拶し、その後、市の職員らが車に乗り込み現地へ出発しました。

(山本運輸 山本洋介代表取締役)
「川で洗濯する方もいるようなので需要が高いと感じています。清潔に衣類を保ってもらうところを支援して1つでも笑顔をいただけたらという思いで行ってまいります」

この移動式ランドリーは24日午前8時ごろから、珠洲市立上戸小学校で稼働が始まる予定で、被災者は無料で使用できます。

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