兵庫県丹波篠山市の美術館では、国内外で活躍する陶芸家・竹内紘三さんの作品を集めた展覧会が開かれています。
幾何学的な形の磁器がところどころに欠けた作品は、鋳型に流し込んだものを壊し、むき出しになった断面などが冷たい美しさを作り上げています。
丹波篠山市の兵庫陶芸美術館では、現在の加東市出身で、国内外で活躍する陶芸家・竹内紘三さんの22の作品を紹介しています。
このうち、代表作で、「現代遺構」の意味を持つ「Modern Remails」シリーズは、風化し、朽ちた建物が醸し出す儚さや美しさを陶磁によって表現しています。
この展覧会は2月25日まで開かれ、2月3日には竹内さん本人による作品の解説も行われます。