阪神淡路大震災の犠牲者を追悼し後世へと記憶をつなぐ光の祭典「神戸ルミナリエ」が4年ぶりに開幕しました。
兵庫県神戸市中央区の旧居留地前で行われた点灯式では冒頭で元日に発生した能登半島地震の犠牲者と29年前の阪神淡路大震災の犠牲者へ黙祷が捧げられました。
神戸ルミナリエは阪神淡路大震災の犠牲者の慰霊と鎮魂の思いを込めて1995年の12月に始まり毎年300万人以上が訪れています。
新型コロナの影響で中止が続いていましたが2024年は4年ぶりに通常開催となり、犠牲者を追悼する趣旨に合わせ、例年の12月から初めて1月に開催。
混雑を避けるために会場が3カ所に分けられました。
また、今回初めて有料エリアが設けられ長さ70mの光の回廊「ガレリア」は神戸港のメリケンパークに設置されています。
神戸ルミナリエは「神戸、未来に輝く光」をテーマに1月28日まで開催され、会場では能登半島地震の被災者への募金も呼び掛けています。