神戸市は、教員の長時間勤務の解消に向けた新たな取り組みを発表しました。
神戸市立の中学校における昨年度の教員の時間外勤務は、1カ月に45時間以上が全体の6割を超えていて、2割にあたる約460人が過労死ラインの月80時間をオーバーしているということです。
また、精神疾患による休職は、昨年度105人で、2018年度と比べおよそ1.5倍になっています。
これを受け市は、教員の働き方改革に向けこれまで教員が行っていた給食費の徴収を事務局へ一元化することの他、入試の出願事務を見直すことなどを発表しました。
市は、業務の見直しを教員不足の改善にもつなげていきたいとしています。