神戸市中央区の「元町通」がことし5月に150周年を迎えるのを前に、神戸元町商店街では貴重な写真などで歴史を振り返るイベントが開かれています。
戦地へ赴く兵士たちや、西洋文化の影響が色濃いモダンガール。
ことし5月に誕生から150年を迎える「元町通」の一角にある神戸元町商店街では、昭和を中心に、街の様子や文化の移り変わりを振り返る写真展が開かれています。
展示は、1番街から6丁目までのエリアごとに、鉄道や災害など異なるテーマに沿った写真が並んでいるほか、およそ300軒ある店舗の歩みが表にまとめられていて、明治時代から続く元町通の歴史を振り返ることができます。
街ゆく人は、写し出された昔の元町を懐かしんだり、現在の商店街との比較を楽しんだりしていました。
写真展は1月28日まで開かれていて、最終日には戦前の元町を3Dで再現した景観作家の竹田眞さんによる制作講演会が行われます。