兵庫県は、被災地へ向かう災害ボランティアの交通費や宿泊費の支援を拡充することで、復旧・復興に向け協力していくと明らかにしました。
午前、斎藤知事は、ボランティア団体の派遣の調整などを行う兵庫県社会福祉協議会の職員ら3人から被災地の状況について報告を受けました。
3人は1月13日から15日まで、先遣隊として石川県珠洲市や穴水町などに入っていて、現地では、避難所の運営などに当たる職員自身が被災者のため、サポートが求められているほか、ボランティアによる支援も必要となってきているということです。
こうした状況を受け、斎藤知事は定例会見で、被災地へ向かう災害ボランティアへの支援を拡充すると明らかにしました。
被災地までの交通費や宿泊費の助成について、これまで1つの団体やグループにつき20万円だった上限を倍以上に広げるとしています。
拡充案は、2月の補正予算案に盛り込むということです。