洲本市はふるさと納税の返礼品として発行した温泉利用券の偽造品がネット上のフリマサイトで出回っていると発表しました。
「洲本温泉利用券」は、洲本市のふるさと納税の返礼品として、市が発行したもので、洲本温泉観光旅館連盟に加盟するホテルや旅館で利用できます。
市によりますと、2023年12月、「利用券の偽造品がネット上で出回っている」と匿名のメールで連絡があり、市の職員が大手フリマサイトを巡回したところ、偽造品と思われる利用券を発見したということです。
市はホテルなどに注意を呼び掛けるとともに警察に相談したということです。
洲本市はふるさと納税のルールに違反し、国の制度から除外されているため、2023年7月以降、利用券は発行していません。
利用券は転売が禁止されていて、市の担当者はネット上で利用券を見つけても購入しないよう呼び掛けています。