東日本大震災の被災者と追悼式 震災を結ぶ絆

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  • 竹灯籠で形づくられた「承継」などの文字

2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県名取市の人たちが兵庫県を訪れ、三木市の市民団体とともに、それぞれの震災犠牲者の冥福を祈りました。

市民団体「神戸・心絆」は、東日本大震災で街一帯が津波に襲われた宮城県名取市閖上地区の被災者らと合同で毎年1月17日に、追悼式を行っています。

三木市にある事務所前には、閖上地区から訪れた8人と「神戸・心絆」のメンバーなど60人ほどが集まり、およそ1300本の竹灯籠で「承継」「忘れない」などの文字を形づくってろうそくに火をともしました。

そして、東日本大震災が発生した午後2時46分には、阪神淡路大震災や東日本大震災、それに、1月1日の能登半島地震の犠牲者に黙とうが捧げられました。

集まった人たちは、竹で作った慰霊碑に花を手向け、犠牲者の冥福を祈っていました。

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