阪神淡路大震災が発生した1月17日に改めて防災意識を高めようと、兵庫県西宮市の認定こども園で地震を想定した避難訓練が行われました。
この訓練は兵庫県西宮市の認定こども園・高須の森と甲子園警察署などが合同で行ったもので、0歳から5歳までの園児120人が参加しました。
訓練は、地震が発生し、厨房から火が出た想定で行われ、園児らはまず、揺れが収まるまで「ダンゴムシ」のように、しゃがんで頭を守りました。
そして、揺れが収まると厨房を避けた経路で先生が園児たちを連れて園庭に避難しました。
その後、警察官が園児たちに、避難する時には「押さない」「駆け出さない」「喋らない」など5つの約束を守って下さいと伝えていました。
認定こども園・高須の森と甲子園警察署は災害時に子どもたちの命を守るため、今後もさまざまな状況を想定した訓練を継続していくということです。