震災を教訓に電気自動車利用 南あわじ市で信号復旧の訓練

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阪神淡路大震災を教訓に、電気自動車を利用して交差点の信号を復旧させる交通規制訓練が、南あわじ市で行われました。

南あわじ市の市道賀集野田交差点での訓練は、震災の教訓を生かそうと南あわじ警察署などが企画したもので、大規模災害で交差点の信号機が電源を失い消えた想定で行われました。

訓練ではまず、警察官が交差点に入って、手信号で実際に通行している車両を誘導。
兵庫県警と災害時の協定を結んでいる兵庫トヨタの電気自動車から信号機に電気を供給して信号を復旧させました。

南あわじ警察署 村上正浩交通課長「災害はいつどこで発生してもおかしくない状況にある。日頃から具体的なシミュレーションを実施して、発災した際にすぐに対応できるような形での訓練は継続的に実施していく必要があると考えます」

兵庫県警は、2023年1月までに、兵庫トヨタなど県内14の自動車販売会社などと災害時の電源確保に向けた電気自動車の支援協定を結んでいます。

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